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われらライカ仲間
Vol.2
藤井 智弘
Tomohiro Fujii
インタビュアー
対談お相手
河田 一規
Kazunori Kawada
仕事はもちろんデジタル。でもプライベートの
作品撮りはやっぱりフィルムライカで!
 「日本カメラ」をはじめ、各カメラ雑誌や写真教室の講師などで活躍する写真家、河田一規さん。最新デジタルカメラに精通しているが、大のライカファンでもある。現在所有しているライカは、M9、M8、MP、M6 0.85、M1、IIIg、If、スタンダード、RE、ライツミノルタCLの10台。
「最初に買ったライカはM6のシルバー。たしか80年代の後半でした。ズミクロンM 50ミリF2付きで買いました」
 さらにレンズはエルマリートM 21ミリF2.8やテレ・エルマリート90ミリF2.8などを購入し、システムを増やしていった。
「この頃は一眼レフと組み合わせて使っていました。2台目はライカM6のブラック。ファインダー倍率が0.85のタイプです」
 ところがあるとき、最初に買ったライカM6とMレンズをすべて手放してしまった。
「スクリューマウントのレンズで撮っていたら、昔のレンズの写りが面白くて。Mレンズは写りすぎで味気なく感じたのです。もう使わないと思って手放しました」
 またニコンD1の発売から時代はデジタルに。河田さんもデジタルカメラが中心になり、ライカからはしばらく離れていた。だが再びライカを使うようになったきっかけがデジタルのライカM8だ。
「ライカM8を購入したら、やっぱりライカはいいなと。レンズもエルマリートM 21ミリF2.8 ASPH.がすごくよく写って、またMマウントレンズも買うようになりました」
 そしてフルサイズのライカM9へ。ライカはデジタルだけになるのかと思いきや、現在はフィルムのライカをよく使うという。
「仕事ではもちろんデジタルですよ。でもデジタルカメラって、シャッターボタンを押すだけで写ってしまう。自分が操作している気分がしない。しかも背面モニターで撮ったものがすぐ見られますよね。それは決して良いことばかりではないと思うんですよ。自分の感覚が失われていくようで。フィルムだと自分で考えて撮影します。それを大事にしたいんです。フィルムが生産されているうちは、フィルムも使っていこうと思っています」
 たしかに河田さんは、フィルムのライカをよく持ち歩いている。しかも距離計のないライカM1を手にしている姿も見かける。ライカM1はピントも露出も自分で考えて決める。その感覚を河田さんは楽しんでいるようだ。
 10台のライカを持つ河田さんは、Mマウントレンズも広角21ミリから望遠135ミリまで12本も所有。中にはノクティルックスM 50ミリF1やズミルックスM 75ミリF1.4など、ライカファンにはたまらないレンズも持っている。さらにビゾフレックスや単体距離計、バルナック型用のフィルムカッターなどアクセサリーもたくさん所有。
「アクセサリーは見つけると買っちゃいますね。例えば距離計なんて、今はもう作らないですよね。手にした感触もいいし、つい欲しくなるんですよ」
 これからもライカのアイテムは増えそうだ。
「本当は、ライカはボディ1台、レンズ1本しか所有しないのが潔くていいんですけどね。でも無理だなぁ」
 と笑って話す河田さん。その笑顔から、ライカへの愛情が伝わってきた。

ライカ距離計

ライカフィルムガイド(革ケースはサードパーティー製)
ライカMP+ズミクロン50ミリF2

ライカIF+スーパーアンギュロン21ミリF4
ライカM6+ズミクロン35ミリF2ライカM1+リコーGR28ミリF2.8


Profile
Profile
藤井 智弘
Tomohiro Fujii
1968年東京生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。96年からフリー写真家となり、カメラ専門誌での活動や、国内、海外の街を撮る。ライカは97年購入のライカM3が初。現在はデジタルのライカM、ライカM9、ライカXバリオを主に使用する。2016年9月より、デザインオフィス(株)AQUAに所属。(公社)日本写真家協会会員。
(株)AQUA Webサイト
プライベートWebサイト
 
河田 一規
Kazunori Kawada
1961年横浜市生まれ。10年間の会社勤めの後、写真家・齋藤康一氏に師事。 4年間の助手生活を経てフリーに。 雑誌等の人物撮影、カメラ雑誌での新機種インプレッション記事やハウツー記事の執筆、カメラ教室の講師などを担当。カメラグランプリ2012選考委員。
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